これらの薬剤師スキルを上げよう!

薬剤師派遣 → 今、薬剤師に求められているスキルとは

今、薬剤師に求められているスキルとは

近年、薬剤師教育の段階において「コミュニケーションスキルの重要性」が叫ばれてきています。薬学教育が4年制から6年制へ移行したのも、従来の教育課程において不足していた「臨床薬学」を充実させる目的があったとされており、医薬品を通じて人間をケアすることのできる「医薬品の専門家」「医薬品の管理者」の育成が急務だと考えられているのです。

以前の薬学教育においては、医薬品の「創薬」に重点が置かれていたこともあり、医薬品を実際に使用する患者側の視点を学ぶ機会が欠如していました。

そのため、実際に病院や調剤薬局へ就職した新卒の薬剤師が、派遣薬剤師求人の実際の現場において自分の役割や業務を正しく把握できず、患者の求める適切なサービスを提供できなかったり、自分自身の立ち位置に悩むというケースが多く見られていました。そういった問題を解消するために、コミュニケーションスキルや臨床薬学が重要視されるようになったのです。

臨床の場で医薬品が安全かつ有効に使われるためには、薬剤師が一人一人の患者と向き合うことが必要となります。

つまり、コミュニケーションや臨床スキルが大変重要となるという訳ですね。そのため、現行の薬学教育では「医療従事者としての薬剤師の姿勢」「薬物治療を行う際の倫理」などに焦点があてられており、豊かな人間性と薬剤師としての高い使命感を持った人材の育成に力が入れられています。

現在、文部省は「薬剤師として求められる基本的な資質」という、以下の10項目を提示しています。これらの項目こそが、薬剤師に求められるスキル・能力であると言えるでしょう。

・薬剤師としての心構え
・コミュニケーション能力
・患者本位の視点
・基礎的な科学力
・チーム医療への参画
・地域の保健・医療に関する実践能力
・薬物療法における実践能力
・研究能力
・自己研鑽
・教育能力

これらは、薬剤師として業務を行う上で必要な知識とスキルについて示したもので、「薬剤師としてあるべき姿」を目指す上で重要な内容を網羅していると言えるでしょう。